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八幡屋人形センターです。
店内1階、破魔弓・羽子板などのお正月飾り販売開始しました^^
今回は破魔弓・羽子板を飾る意義についてご紹介いたします!
「破魔弓」とは、読んで字の如く「弓で魔を破る」という意味がありますが、これとかかわりが深いものに室町時代から伝わる「鳴弦の儀」があります。これは弓の弦を強く弾き鳴らすことによって、魔除け・邪気払いをするという意味深い儀式です。
今日の皇室においても、お子様が誕生して七日目に「読書・鳴弦の儀」が行われています。
また、正月にその年の年占いと厄除けのために行った「弓射」や家を造る際の上棟式に、屋根の上に弓と矢を北東に向けて飾る「鬼門除け」など、縁起物として伝えられてきた弓と矢を組み合わせたものが現代の「破魔弓」の基になっています。
「羽子板」と聞いて、まず頭に浮かぶのは「羽付き」かもしれませんね。室町時代にはこの羽根つきを「胡鬼(こき)の子勝負」といい、正月の年占いとして、末広がりの形をした胡鬼板(羽子板)で胡鬼の子(羽根)をつき、その年の平安を祈願したといわれます。
破魔弓も羽子板も赤ちゃんが誕生して初めて迎えるお正月に贈られます。旧暦の12月から1月の間は十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり、「鬼門(よくない結果が起こりやすい)」時期。その時期を生命力の弱い赤ちゃんが無事に通過できるようにという願いが破魔弓と羽子板には込められています。
現代の様式に合わせて、大きさやお色など様々なものが出ていますので
店内どうぞご覧ください!
皆様のご来店、お待ちしています^^